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平野の町づくりを考える会の情報につきましては、全興寺のサイトをご参照ください。
(2022年12月30日)
「平野町ぐるみ博物館」は、私たち平野の町づくりを考える会が1993年から取り組んでいるミニ博物館運動です。博物館といっても、施設や展示物を整備することを目的とするのではなく、運営者と訪問者とのコミュニケーションを通して、住民自身が楽しみながら地域を再発見しようとする試みです。博物館というよりは、フランス発祥のエコミュージアム、イギリス発祥のナショナルトラスト運動などに近いと言えるでしょう。博物館を訪ね歩く道すがら、肌で感じ取る地域の雰囲気を大切にして欲しいと考えて、私たちはこれを「観光」に対して「感風」と呼んでいます。「町ぐるみ博物館」の名称は、故西山夘三(にしやまうぞう, 1911-1994)氏が文化財に恵まれた平野を「町そのものが博物館」と評したことに因んで付けられました。
現在常設館は15館。一部の博物館を除き、開館日は毎月第4日曜日のみです。開館時間は博物館によって異なりますので。チェックしてから出かけてください。また館主の都合により臨時休館することがありますが、何卒ご了承下さい。
ちっこいだんじり館 | 平野郷・杭全神社の夏祭りは、江戸時代から300年を超える歴史があり今日まで継承されている。中でも「だんじり」は子どもたちの心をとらえ、町中にわが子や孫のために作られた手作りだんじりが数多くある。「小さなだんじり」を楽しんでいただき、7月13日の九町の勇壮なだんじり宮入りにも是非お越しください。 |
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場所:平野東1-2-19 有田 | |
開館日:毎日 | |
かたなの博物館 | 創業3代目の刀剣研師・真津仁彰さんとその一門「日本刀真澄会」有志による日常では目にする機会のない研磨実技の公開と砥石や道具類と関連作品の展示もあり、我が国が世界に誇る「鉄の美の極致」日本刀について平易な解説と質疑応答も行われて興味深い。 |
場所:平野上町2-8-13 御刀研處 真澄庵 | |
開館日:毎日(10:00-17:00)不定休 | |
パズル茶屋 | 当店主の黒田誠さんがコレクションされた組木パズル・知恵の輪・移動パズルなど古今東西のパズルが100種類以上揃っている。店内でお茶を飲みながら手にとって遊ぶことができる。 |
場所:平野本町4-12-21 門前茶屋おもろ庵 | |
開館日:毎日 10時〜18時 水曜定休 | |
平野映像資料館 休 館 | 150年前に建てられたと伝えられる呉服悉皆の店「まつや」。店主の松村長二郎さんが、40年以上にわたり記録した平野の風物や行事を映像と写真で紹介しています。世界で1台というめずらしい活動幻灯機も見ることができます。音博物館「聞き耳処」を併設。 |
場所:平野本町3-8-1 染と織・まつや | |
開館日:休 館 | |
自転車屋さん博物館 休 館 | 創業が昭和28年のこの店の特色は注文による「手作りの自転車」。今まで300種にものぼる変り種自転車を製作。店内にはアンティークサイクルや各国のミニモデルが並んでいる。 |
場所:平野区流町1-17-11 スポーツ車の店・田川 | |
開館日:休 館 | |
幽霊博物館 | 大念仏寺は融通念仏宗の総本山で、本堂は大阪府下最大の木造建築物です。幽霊が残していったといわれる「亡女の片袖」をはじめ幽霊の掛軸があります。博物館としては年1回の開館。音博物館「聞き耳処」を併設。 |
場所:平野上町1-7-26 大念仏寺 | |
開館日:8月第4日曜日(9時〜16時) | |
新聞屋さん博物館 | 「小林新聞舗」は明治22年創業の大阪市内でもっとも古い新聞販売店。モダンなアーチ型の窓を持つ大正風の元販売店を利用した博物館では、昔の新聞や号外など、その時々の時勢を感じさせる珍しい資料を見ることができる。 |
場所:平野本町4-12-3 小林新聞舗 | |
開館日:毎月第4日曜(9時〜17時) | |
くらしの博物館 | 代々豪農として栄えた辻本家の屋敷を生かしてご馳走を提供している「がんこ平野郷屋敷」。その蔵を利用した展示室には、昔の道具や什器など、河内の文化をしのばせる生活用品を見ることができます。 |
場所:平野区加美鞍作1-3-19 がんこ平野郷屋敷 | |
開館日:毎月(11時半〜22時)月1回不定休 | |
鎮守の森博物館 | 貞観4年(862年)に氏神としてスサノオノミコトを祀ったのが杭全神社の起こり。その境内にある樹齢800年の大楠をはじめ、神聖な場所として大切に守られてきた鎮守の森は、生きた博物館です。音博物館「聞き耳処」を併設。 |
場所:平野宮町2-1-67 杭全神社 | |
開館日:毎月第4日曜日(9時〜17時) | |
小さな駄菓子屋さん博物館 | 「全興寺」は聖徳太子によって薬師堂が建てられ、そこから町が作られたと伝えられるお寺。境内の一角にある博物館には、昭和20年〜30年代に駄菓子屋さんに並んでいたおもちゃが展示されています。境内には他にも「地獄堂」「ほとけのくに」などがあります。開館日には境内で2回の紙芝居実演があります。音博物館「聞き耳本舗」併設。 |
紙芝居実演:1930年(昭和5年)に誕生した紙芝居。最盛期であった1949年(昭和24年)頃には全国に5万人の紙芝居師を数えたといわれています。しかし、やがてテレビの普及とともに、急激にその人気は衰退することになります。全国でただ一人残った絵元(貸元)の塩崎源一郎さんは、1995年に「塩崎紙芝居博物館」を創設、現在3万巻の手書きの紙芝居を保存しています。子供たちの瞳をクギづけにしたあの懐かしい紙芝居が、毎月第4日曜日に全興寺の境内で実演されます。実演主催は塩崎紙芝居博物館(西成区花園南1-12-24)、実演時間は毎月第4日曜日午後2時と3時の2回。 | |
場所:平野本町4-12-21 全興寺 | |
開館日:日曜・祝日(9時〜17時) | |
和菓子屋さん博物館 | 奈良街道にあった老舗「太子堂」の分家。「梅月堂」としては、創業より3代目。「わたのさと」「おいかけ松」「十三口」など平野郷にちなんだ銘菓が売り物。店内には、代々受け継がれた菓子の道具が展示されている。 |
場所:平野本町4-13-4 平野郷菓・梅月堂 | |
開館日:毎日(9時〜19時)水曜定休 | |
平野の音博物館 | 世界でも珍しい音風景の博物館。単に音を集めるのではなく、音が地域の人々の生活にとってどんな意味を持っているのかを探る、音の向こう側にあるドラマの博物館です。(展示はCDで行っています。) |
展示場所:全興寺など | |
ゆうびん局博物館 | 平野郵便局は明治6年6月1日に「住吉郡平野郷野堂」(平野本町4丁目)に3等郵便所として開設。変遷を経た由緒ある郵便局です。明治時代の封筒や切手、預金通帳など懐かしい丸型ポスト、歴史を映す絵葉書も展示。資料や本の閲覧もできます。 |
場所:平野西3-1-5 コミュニティールーム1階 | |
開館日:平日9時〜17時 | |
珈琲屋さん博物館 | 地元の喫茶店が開店13年目にして博物館としてリニューアル。博物館の雰囲気の中での珈琲をどうぞ。小さな博物館ですが少しずつ内容を充実させていきます。開館日には特別メニューあり。 |
場所:平野本町5-5-17 珈琲苑・茶坊主 | |
開館日:毎月第4日曜日 8:00-20:00 | |
へっついさん博物館 | 昭和20年代、平野あたりのほとんどの家で煮炊きに使われていた「へっついさん」(かまど)は、家庭の燃料がガスや電気にかわるまで台所の主役であった。薪を焚き口にくべて実際に使用できる「へっついさん」を店先にしつらえ、珍しい雛道具のミニへっつい、初期の電器釜などとともに展示。食堂では平野こんにゃくも販売。ただし、食堂は日曜日が定休となっています。音博物館「聞き耳処」を併設。 |
場所:平野本町3-12-2 長尾家 | |
開館日:毎日 |
平野町ぐるみ博物館では毎年1回特別展として常設館以外にも臨時の博物館や博芸館を開設します。またこれに併せたイベントなども開催します。最新の情報は「新着情報」をご覧ください。
マップ制作:グーフィー
平野町ぐるみ博物館へは、JR大和路線(関西本線)平野駅もしくは大阪市営地下鉄谷町線平野駅下車が便利です。くらしの博物館のみJR加美駅が便利。
JRで大阪方面からお越しの場合は、大阪環状線内回り線・新今宮駅で、関西空港方面からは天王寺駅にて、いずれも王寺・奈良方面行き普通列車に乗換えて下さい。大和路線起点の難波駅からは直通です。普通しか停まりませんので列車の種類に注意。大和路線は関西本線の一部です。
>JR平野駅に関する情報 (JR-WEST路線情報サイト「JRおでかけネット」へのリンク)
大阪市営地下鉄では谷町線平野駅が最寄。出入口は国道479号線(内環状線)と府道羽曳野線(南港通り)にアクセスしています。旧郷南東部、博物館マップでは左下に位置しています。自転車屋さん博物館(スポーツ車の店・たがわ)、珈琲屋さん博物館(珈琲苑・茶坊主)、和菓子屋さん博物館サテライト館(梅月堂2号店)へは地下鉄が便利。
>地下鉄平野駅に関する情報 (大阪市交通局のページへのリンク)
「くらしの博物館」へはJR加美駅が便利です。加美は平野駅のひとつ奈良寄りの駅です。旧郷内から徒歩20分程度の距離ですので、見学コースの出発点・終着点に設定してみるのもお奨め。
>JR加美駅に関する情報 (JR-WEST路線情報サイト「JRおでかけネット」へのリンク)
旧郷内には多くのバス停があり、各博物館へも便利にアクセスできます。
>大阪市交通局(市バスの運行状況)
表示もしくはダウンロードしてご利用下さい。
マップ制作:グーフィー
平野町ぐるみ博物館に関する音声による案内を行っています。まず、06−6791−2683へお電話下さい。音声ガイダンスに従って、下表のメニューの中から聞きたい内容を番号とシャープを入力して選んで下さい。(提供:全興寺)
テレホン案内メニュー(06−6791−2683) | |
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番号 | 内容 |
1# | 各博物館の開館日・休館日 |
2# | 全興寺への道順(JR平野駅から) |
3# | 全興寺への道順(地下鉄平野駅から) |
4# | 全興寺への道順(自動車で) |
5# | 街頭紙芝居実演の案内 |
6# | 団体見学・取材のお申込み |